👴💪 70代男性向け「トップを立たせる」ボリュームアップワックス活用法
70代男性の薄毛のお悩みで最も多いのが、「トップのボリュームが出ない」ことです。ボリュームアップワックスを正しく使うことで、髪を根元から自然に立ち上がらせ、若々しく、品のあるスタイルを作ることができます。
ここでは、薄毛を目立たせず、ベタつかずにトップを立たせるためのワックス活用法を、手順を追って解説します。
1. 🧴 ワックス選びの重要ポイント：ベタつき厳禁！
薄毛の方にとって、重すぎるワックスは逆効果です。髪が束になり、地肌が透けて見えやすくなるため、「軽さ」を最優先します。
| 選び方 | 理由とおすすめのワックスタイプ |
| テクスチャ（質感） | ファイバータイプやクレイ（マット）タイプなど、軽くて伸びが良いものを選びます。ジェルやグリースのようにツヤが出すぎるものは、髪を束ねやすく薄毛が目立つため避けます。 |
| セット力 | 「ソフト〜ミディアムハード」程度の強すぎないものを選びます。強すぎると不自然な固まり方になり、品を損ないます。 |
| ツヤ感 | **「マット（ツヤなし）」または「ナチュラルなツヤ」**が出るものを選びます。自然な仕上がりになり、清潔感を保てます。 |
2. 🚿 スタイリング前の「下準備」：ドライヤーで土台を作る
ワックスの効果を最大限に引き出すには、ドライヤーで髪の根元をしっかり立ち上げておくことが必須です。
濡らす: 髪全体を軽く濡らし（または水スプレーをし）、タオルドライで水気をしっかり切ります。
根元を立ち上げ: トップの髪を軽く掴み、髪の流れとは逆の方向からドライヤーの温風を当てます。このとき、指で根元を揉むようにしながら熱を送り込むのがポイントです。
冷風で固定: 温風で根元が立ち上がったら、すぐに冷風を当てて冷やします。これにより、立ち上がった形がキープされ、ワックスを少量つけるだけで済むようになります。
3. ✨ トップを立たせるワックス活用法（4ステップ）
「つけすぎ」と「ベタつき」を防ぐため、つける量と手順が特に重要です。
ステップ1：ワックスは「小豆一粒」を厳守
使用量: 小豆一粒、多くても指の第一関節に乗る程度の量を手に取ります。
手のひらに広げる: ワックスを指先だけでなく、手のひら全体と指の間まで、透明になるくらい薄く均一に伸ばします。
ステップ2：「根元」と「下側」から揉み込む
重要: 髪の表面ではなく、**ボリュームを出したいトップの「根元」と「内側」**にワックスを届けます。
方法: 髪の内側に指を入れ、地肌を擦らないよう、根元付近の髪の毛にワックスを揉み込むように馴染ませます。
ステップ3：全体の形を整え「立ち上がり」を作る
方法: 手のひらに残ったわずかなワックスで、髪全体をフワッと持ち上げ、ランダムな動きと立ち上がりを作ります。
NG: 櫛（コーム）でしっかり整えすぎると、せっかく立ち上げた根元が寝てしまうため、手ぐしで軽く整える程度に留めます。
ステップ4：最後の仕上げに「清潔感」をプラス
前髪: 前髪が薄い場合は、無理に隠そうとせず、少しおでこを見せるように軽く流します。おでこを出すことで、清潔感と明るい印象が生まれます。
サイド: サイドの髪は、耳周りがスッキリしているかを確認し、ワックスがベタッと付いていないかをチェックします。
💡 さらに品格を保つためのTips
シャンプーでしっかり落とす: ワックスが残っていると、髪や地肌に負担がかかります。洗浄力の高いシャンプーで、その日のうちにワックスをしっかり落としましょう。
仕上げはスプレー（オプション）: 風が強い日など、長時間キープしたい場合は、ハードスプレーを20cmほど離して、トップの立ち上がった部分にサッと一吹きするだけに留めます。近すぎると不自然に固まり、品がなくなります。