70代男性の魅力を引き出す!薄毛をカバーして若々しく見せる「トップボリューム」の極意
70代を迎えると、髪のハリやコシが失われ、トップ(頭頂部)の薄毛やボリューム不足が気になり始めるのは自然なことです。しかし、「年だから仕方ない」と諦めるのは早すぎます。
婚活や社交の場において、第一印象を左右するのは「髪型のシルエット」です。特に、つむじ周りやトップにふんわりとした立ち上がりがあるだけで、見た目年齢は5歳から10歳ほど若返ります。
今回は、薄毛を隠すのではなく「活かす」ことで、清潔感と自信を取り戻すための具体的なスタイリング術と、70代にふさわしいヘアスタイルの作り方を詳しく解説します。
1. 「隠そうとするほど目立つ」という法則を知る
多くの男性が陥りがちなのが、薄くなった部分を隠すために、周囲の髪を長く伸ばして無理に被せてしまうこと(いわゆるバーコードスタイル)です。
逆効果になるNGパターン
サイドを伸ばしすぎる: 横のボリュームが出すぎると、相対的にトップの薄さが強調され、顔全体が下がって老けた印象を与えます。
重すぎるワックスの使用: 油分の多い整髪料は、髪の重みでトップを潰してしまい、地肌をより目立たせてしまいます。
解決策は「ひし形シルエット」
若々しく見える黄金比は、正面から見た時に「ひし形」になるシルエットです。サイドをスッキリと短く抑え、トップに高さを出すことで、視線を上に誘導し、薄毛を感じさせない洗練されたスタイルが完成します。
2. 誰でもできる!トップボリュームを作る「3つのステップ」
美容室でのカットはもちろん大切ですが、日々のセルフケアでボリュームは作れます。
① シャンプー後の「根元ドライ」が命
髪を乾かす際、ただ漫然と風を当てるのは禁物です。
逆方向に乾かす: 髪が生えている方向とは逆、つまり後ろから前へ、あるいは下から上へ向かって、指の腹で地肌をこするように乾かします。
根元を立ち上げる: 髪の根元が起き上がることで、乾いた時に自然な厚みが生まれます。
② ドライヤーの「冷風」を活用する
髪の毛(ケラチン)は、熱で形が変わり、冷えるとその形が固定される性質があります。
温風で立ち上げる: 根元を持ち上げた状態で温風を当てます。
冷風でキープ: そのまま手を離さず、5秒間冷風を当てて冷まします。これだけでボリュームの持続力が劇的に変わります。
③ 整髪料は「マットタイプ」を少量
70代の細くなった髪には、ツヤを抑えた「マット系」や「パウダー系」のワックスが最適です。
付け方のコツ: 手のひらによく伸ばし、髪の表面ではなく、内側の根元付近に薄く馴染ませるのがポイントです。仕上げに「ハードスプレー」を遠くから軽く振れば、外出先でも崩れません。
3. 70代男性におすすめの「攻め」のヘアスタイル例
薄毛の進行度や好みに合わせて、以下のスタイルを検討してみてください。
ベリーショート(ソフトモヒカン風)
サイドとバックを刈り上げ、中央にボリュームを集めるスタイルです。最も清潔感があり、手入れも簡単です。アクティブな印象を与えるため、婚活の場でも「健康的で若々しい」と非常に好感度が高いスタイルです。
アップバング(前髪立ち上げスタイル)
おでこを出すことで、明るく誠実な印象を与えます。前髪を上げることでトップとの繋がりが生まれ、頭頂部の薄さを自然にカバーできます。メガネとの相性も抜群です。
ランドリーカット(無造作な短髪)
あえて毛束をランダムに散らすことで、地肌の透けをデザインの一部にする手法です。カチッと固めすぎない「余裕のある大人」の雰囲気を演出できます。
4. まとめ:自信は「頭頂部」の数センチから生まれる
髪型が変わると、姿勢が良くなり、選ぶ服も変わり、表情まで明るくなります。その変化は、婚活や対人関係において計り知れないプラスの効果をもたらします。
若々しさを保つためのデイリーチェック
定期的なカット: 1ヶ月に1回は美容室へ行き、サイドの膨らみを抑える。
頭皮ケア: 毛穴の汚れを落とすスカルプケアで、髪にコシを与える。
プロに相談: 美容師に「ボリュームを出したい」と正直に伝え、自分に合った乾かし方を教わる。
70代の薄毛は、決して隠すべき欠点ではなく、大人の渋みを引き立てる要素の一つです。適切なケアとスタイリングで、鏡を見るのが楽しくなるような毎日を手に入れてください。
次は、髪型に合わせて選びたい「若見えする眼鏡のフレーム」や、清潔感を格上げする「眉毛の手入れ方法」についてお話ししましょうか?